ベッドバグに襲われたニュージーランド生活:奮闘記

こんにちは☀ ワーキングホリデーで、ニュージーランドのオークランドに滞在している真美子(@Mamiko_Izumi)です。

こちらに来て、恐れていたことの一つベッドバグ被害に遭ったので奮闘内容を残します。

発生は突如

とある水曜日の夜。お昼間は語学学校に行き、帰ってくるといういつも通りにNZライフを送っていました。

翌日起きるとポツポツと腕や脚に虫刺されがあり、とても痒いものでした。

以前NZに3週間滞在した際も大きな蚊に刺されて痒く、1年ほど痕が残ったことがあり、今回も「蚊かな?」と思っていました。

2、3日で全身虫刺され被害に

その後毎晩全身を噛まれ続け、数日の間に50箇所以上赤いブツブツが。。。1週間で被害は頭から足の指先まで覆い尽くされました。

自分の体ですが自分が見てもブツブツが気持ち悪く、寝ている間も痒みで起こされ、寝不足が続きます。

「おかしいぞ」と異常事態に気づき、「ベッドバグかも!?!?」と思い、フラットメイトに相談しました。

ベッドバグとは。。。

cat_on_bed
そもそもベッドバグってなんね?と思われる方も多いと思います。

※以下は私個人のベッドバグに対する知識です。

検索すると大量の虫の画像が出てきそうで怖かったので、確実な情報は掴んでません。ごめんなさい!

ベッドバグはダニやノミの一種だそうで、日本では「南京虫」の名前で通っているようです。

英語は”bed bug(s)”ですが、NZでは”flea(s)”の方がみんなすぐわかってくれました。

草むらや動物についている虫が人間にも移り、人が寝ている間に全身を噛みまくります。

「呼吸時の二酸化炭素に反応して寄って来る」、「欧米圏の白人さんよりアジア人の方が噛まれやすい」など諸説あるようです。

また、同じ家に複数人住んでる場合、全員が噛まれるのではなく、不幸にも噛まれ続ける人と幸いにも全く無害の人もいます。

私も中国人のフラットメイトと生活していましたが、彼女は何事もなく平和に過ごしていました。

ベッドバグ対策はボムとお湯での洗濯

一日がかりなので、お休みの日にフラットメイトも終日外出予定の日に決行しました。

家中にボムを炊く

ボム(bomb(s))はバルサン的なアレです。

ニュージーランドはcountdownやPack’nSaveなどのスーパーマーケットにあります。

ボムと同日中にすべての衣類を熱湯で洗濯

布団・枕カバー、シーツなどもお忘れなく!

私は掛け布団も天日干しして、パンパン叩いてみました。

ベッドの土台も太陽の光に当てたかったんですけどね、無理でした^^;

約2週間後もう一度ボムする

一度ボムを炊いて退治できたと思っても、殻に守られている卵は退治できないそうです。

卵が孵化する頃合い、前回のボムから10日〜2週間の期間を設けてもう一度ボムしてください。

状況が変わらない! 病院へ

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ボムをやっても、熱湯洗濯をしても、虫刺されは止まりませんでした(TT)

寝不足が続き、精神的にも参っていたので病院へ行くことに。

診断はやはりfleas。身体に寄生していると言われました(気持ち悪っ)

ドクターからのアドバイスも、「ボムをして、すべての衣類をお湯で洗いなさい」でした。

処方されたお薬の中に、寝ている間に痒みに気づかないよう睡眠薬もありました。

非協力的なフラットメイト。。。お引っ越し決定

私のフラットメイトは私が苦しんでいるのを知っていながらも「ボムは面倒だし、あの一回だけで十分!」の一言。

彼女は物音や匂いに異常なほど神経質で、使ってはいけない食材、食べては行けないものなどが決められていました。(事前の下見で言ってくれてたら絶対入居しなかった><)

自分で探しつつ、周りの人にもフラットを探していると伝えると、韓国人の知人経由で素敵なフラットが見つかりました!!!

補足

fleaspray
病院に行ってからフラットを移るまでの1ヶ月半、毎朝(本当は直接虫に吹きかける)殺虫剤を部屋の四隅やベッド、枕の上にスプレーして外出していました。

また、寝る前は虫除けスプレーを全身にかけ、パジャマの上からも噴射して、靴下を履いて寝ていました。

病院からの睡眠薬は、色が蛍光水色で私にはとても強力なものだったようです。

飲んだら翌朝大寝坊したので、その一回しか使いませんでした^^;

いかがでしたか??

「ベッドバグが出ると、宿屋が潰れる」というほど、甚大な被害をもたらす虫。。。

フラットを移った現在、噛まれる被害はなくなりましたが痕が全身に残り、時々痒くなります><。

また、芝生の上を歩いたり犬や猫などのペットがいるお家に行くのも怖いです(TT)
 
一番手っ取り早いのは「引っ越すこと」だと、みんなに教えてもらいました。