こんにちわ☀
ニュージーランドのオークランドにワーキングホリデー中の真美子(@Mamiko_Izumi)です。
さて、先日はNZでのお葬式の服装について紹介しました。
今回はお葬式の流れについてご紹介します。
目次
香典はいらない
私は身一つで行き、他の参列者も持ち物は自分の物だけでした。
会場に着いたら入り口にいた家族にご挨拶。
座席は一番後ろに座りました。(後に遺族に呼ばれて一緒に着席w)
「日本語でも人が亡くなったときにかける言葉は選ぶのに、英語でなんて余計わかんないよー><」とパニックになりながらも、伝えたいことはきちんと言わせてもらいました。
斎場で家族にかけた言葉
◆I am so sorry for your loss.
「ご愁傷様です」にあたる言葉と思っています。
◆I still can’t believe that./I was shocked.
1週間前まで元気な姿を見せてくれてた92歳のおばあちゃん。。。
突然の訃報を受けてとてもショックでした。
◆I think you’ve been busy this week.
日本は人が亡くなると遺族はいろいろな手配に忙しくなりますよね。
お葬式が終わって、やっと一息つけて実感が湧く。なんてことも聞きます。
◆Thank you for the notice.
亡くなったことや葬儀会場について連絡をもらったときにお礼を言いました。
私の英語は本当にまだまだで、肝心なときに適切な言葉が言えないときもしばしば。
でも遺族のみんなはわかってくれて、「家族みんなで協力したら、実はそんなに忙しくなかったのよ〜」なんてお返事をくれました。
葬儀の流れ
今回はキリスト教はプロテスタントのお葬式でした。
牧師さまは故人の実の甥にあたる男性で、そのためかとてもアットホームな雰囲気に包まれました。
はじめの挨拶
牧師さまが「今日は来てくれてありがとう。彼女はこの世での92年人生に目を閉じました。。。」というような言葉を述べられます。
賛美歌を歌う
慈しみ深き 友なるイエスは♪
キリスト教でない方もこのフレーズ、歌を聞いたことがあるかもしれません。
歌詞カードを渡されますし、賛美歌は同じメロディが繰り返されるので初めて聞いた歌でも歌える場合もあります。
歌えないときは故人への気持ちをそっと、心で伝えてもいいでしょう。
お説教タイム
怒られるわけではありません^^;
牧師さまが前に立ち、聖書を開いて一説を説かれたあと、故人の生涯を語ります。
今回は「故人の甥目線」から、故人とのたくさんの思い出をお話しして場を盛り上げてくれました。
スライドショー
故人の写真がスクリーンに映し出されます。
遺族が選んだという音楽と、故人の人生の節目節目に撮られた写真はどれも素敵なものでした。
遺族からの故人との思い出話
甥の牧師さまに始まり、故人の子ども、友人、孫が続いてお話ししました。
みんな故人とのたくさんの楽しい思い出があり、冗談だっぷりでお話するため笑いの絶えない時間となりました。
私の周りのKiwisはすごくお茶目な人がたくさん!
この家族も然り、です。
みんな悲しみの涙より笑い涙が出てきて、日本のお葬式との違いにびっくりしました。
弔電披露
葬儀に参列できなかった故人の友人・知人から寄せられたお手紙を牧師さまが代読されます。
締めの賛美歌
先ほどとは違う歌でした。
知らない歌だったので、心の中で亡くなったモリーおばあちゃんに最後のあいさつをしていました。
お祈りをして終了
みんなで「アーメン」をして葬儀は終了です。
部屋を出る前に、順番で棺の上にお花を置いていきます。
日本でいうお焼香の時間みたい。
赤とピンクのカーネーションが用意されており、前の人に倣って私も動きました。
軽食タイム
葬儀が終わると併設されたプチ食堂でサンドイッチやミニケーキ、紅茶やコーヒーをいただけました。
いかがでしたか?
カトリックはまた違うかもしれませんね。
会場はいつもミサで使ってる聖堂でありそう。
キリスト教にとって死とは、神さまの元で永遠の命を約束されることです。
日本のように粛々としたお葬式ではなく「いってらっしゃい!」と手を振ってお見送りするようなものだなと感じました。
「来てくれてありがとう!」とお話しした家族はなんとなく、吹っ切れた表情のように見えました。
「モリーの新たなステージの始まりだね!」と言って帰ってきました。