こんにちわ☀️ 福岡在住、ヘナタトゥー2年生の真美子(@Mamiko_Izumi)です!
約2週間で消えるボディアートのヘナタトゥー。
以前、「ワークショップに参加する方法もありますよ〜」とブログに書いてみました。
今回は、「ワークショップに行かずして、ヘナペーストから自分で作ってヘナタトゥーを描いてみたい!」という方へ、手順やポイントをご紹介できればと思います(^^)
目次
ヘナとヘナタトゥーのお話
まず、簡単にヘナとヘナタトゥーについてご説明します。
ヘナとは
ヘナとは、インド周辺からアフリカ北部にかけて自生している植物です。
現地ではハーブや薬草として古来から使用されており、ヘナを使って肌を染める文化は紀元前からあったそうです。
ヘナタトゥーの仕組み
ヘナの葉っぱを乾燥させ、粉末にしたものに、水などの液体を混ぜて作ったのがヘナペーストです。
ヘナタトゥーはペーストを肌に乗せて描くだけのボディアートなので、本物のタトゥーのように肌を傷つけたり、痛みを感じるものでは全くありません(^^)v
ペーストを肌に乗せると、ヘナのローソンという成分が角質(タンパク質)を染めてくれます。
角質は新陳代謝(ターンオーバー)によって古いものから新しいものに生まれ変わるので、ヘナの色は一生肌に残ることなく短期間で消える仕組みとなっています。
絶世の美女として伝説になっているクレオパトラは、ヘナペーストを爪に塗り、マニキュアをして楽しんだそうですよ!
さらにヘナタトゥーには”魔除け”や”幸運をもたらすもの”の意味もあり、古くから人々は、特に女性を中心にヘナタトゥーを施していたそうです(*^^*)
ヘナタトゥーをお勧めできない人
残念ですが、中にはヘナタトゥーを描けない人もいらっしゃいます。。。
それは、草負けする方や、皮膚にアレルギーを持っていらっしゃる方です。
「敏感肌だな」「ヘナにアレルギーあるかな」と、不安な方にはパッチテストをお勧めします。
パッチテストは、美容室などでもヘナ染めをする方に実施しています。
10円〜500円玉程度のヘナペーストを、皮膚の薄い部分(二の腕の内側)や目立ちにくい部分(手のひら側の手首)などに塗ります。
早くて15分ほど放置したら、ペーストを取り、肌の様子を見てください。
方法はネット上にも多数ありますので、少しでも心配な方はぜひ行ってくださいね!
ヘナペーストの道具と材料
以前、別の記事でご紹介した内容から一部抜粋してご紹介します。
道具一覧
私がヘナタトゥーを始めるにあたり、用意した道具は以下の通りです。
*蓋付きの容器
*スプーン(2本)小さめ
*オーガンジーの布生地またはストッキング
*コインまたはおもりになるようなもの(1つ)
*ティーカップ(紅茶用)
*セロファン(20cm×20cm 1枚)
*セロファンテープ
*ハサミ
*ウェットティッシュ
*化粧水
*ティッシュや綿棒、爪楊枝
どれもAmazonや100円ショップなどで購入できる物だと思います。
用途に関しては『ヘナタトゥーを始める際に用意した道具まとめ』に詳しく記載しています☆
材料一覧
*ヘナ粉(中さじ1)ふるいにかけます
*紅茶(ティーカップ半杯分)濃いめに出す
*砂糖(小さじ山盛り1)紅茶に溶かします
*レモン汁(小さじ1)
*ラベンダーかティーツリーまたはユーカリのエッセンシャルオイル(1滴)※なくても全く問題ないです!
ペーストの作り方は『ヘナペーストとヘナコーンの作り方(ヘナタトゥー用)』をご覧ください☆
ヘナペースト作りのポイント
ヘナペーストを扱う上で知っていて損はない知識です♪
ヘナペーストは作ってすぐには使えない!?
ヘナタトゥーの発色をより良くするため、ヘナペーストの材料の成分同士をしっかりと吸収させ合いましょう!
そのため、ペーストを寝かせておくことが大事です。
時間はアーティストさんそれぞれですが、短い方で半日、最長で48時間置く人もいらっしゃいます。
私は普段、夜寝る前にペーストを作り、常温で一晩寝かせています。
朝作った場合は夕方から使い始めます。
ヘナペーストは鮮度が大事!?
しかし、寝かせ過ぎも良くありません。
まず、ヘナペーストに使用している材料は食材が多いですよね!
食べ物を常温で放置していると腐ってしまうのと同じで、ヘナペーストも鮮度が落ち、カビが発生したりすることがあります><
さらに、鮮度が落ちたヘナペーストでヘナタトゥーを描いても綺麗に発色しません。
鮮度の目安として、ペーストを作って2日以内には使い切るようにしましょう。
出来上がったペーストを保管したい場合は冷凍庫に入れ、使う前に自然解凍すると良いでしょう(*^^*)
自然解凍でもすぐに元の状態に戻ります♪
もし2日以内に使い切れなかった場合、私は肌には使わず、紙の上で練習する用に回しています。
ヘナタトゥーを描くのにお勧めの部位
基本的にヘナタトゥーは身体のどこにでも描くことができますが、染まりにくい部位やくっきり色がでる部位の差があります。
皮膚が分厚く、身体の外に向かうほど、ヘナの発色が良いとされています。
特に手のひらや手の甲、足の裏や足の甲は、ヘナが大好きな角質がいっぱい!
そのため面白いほど綺麗に染まります♪
染まりにくい場所に描きたい場合のポイント
皮膚が薄い首から上や二の腕、太もも、身体の中心部のお腹などにも時には描いてみたくなりますよね!
そんな時はデザインを大きめにしたり、線を太めに描いてみたりするのもポイントです。
また温暖な気候育ちのヘナは、体温が高い人を好むので、冷え性の方は染まりにくいことも(T_T)
私も冷え性なので、描く前にマッサージしたり、お風呂上がりに描いたりと工夫しています(^^)v
ヘナタトゥーは描いて終わりじゃない!?
最低でも半日寝かせて、コーンに詰めて、やっと描いたヘナタトゥー。
でもこれで完成ではないんです^^;
ペーストで絵を描いたら、しばらくペーストを肌の上に乗せたままにしておきます。
ヘナがたっぷり角質に浸透し、濃ゆく肌を染めてくれるのです。
良く染まる部位では短くても2〜3時間。
私は染まりにくい体質なので、ヘナペーストをドライヤーで乾かしたあと、半日以上肌に置いて生活しています。
「ヘナの色が大事な服に移ると困る」という方は『ヘナタトゥー/メヘンディ施述後のペーストの保護方法まとめ』にて、複数のシーリング方法をご紹介しています☆
発色が最も綺麗なのは2、3日後
肌の上からペーストを剥がすと、まずはオレンジのような色をしているヘナタトゥー。
大抵、翌日辺りには少し濃ゆくなって茶色っぽく変色することが多いです。
これが、ヘナタトゥーの最も美しく発色している時。
このピークを迎えてから、ヘナタトゥーの色はゆっくりと日に日に薄まっていきます。
個人の体質や生活の仕方にもよりますが、だいたい2週間前後で完全に消えるでしょう。
「せっかく頑張って描いたから、あんまり早く消えるのは悲しい!」と思う方は、『ヘナタトゥーを少しでも長持ちさせる方法』を参考にしてみてください(*^^*)
ヘナタトゥーを描くには逆算が必要
以上のように、ヘナタトゥーを楽しむまでには少し時間がかかることが分かりましたね。
ヘナタトゥーをお披露目したい日程が決まっている際は、ペーストを寝かせる時間やペーストを剥がしてからの日数などを多少考える必要があります。
私も結婚式やイベントでヘナタトゥーを描いて行きたい時は、当日の2日前の夜に描いて寝て、前日の朝ペーストを剥がして一日置くようにしています。
最後に|ヘナタトゥーサロンはじめました!
福岡市内の小さな自宅で、ヘナタトゥー屋さんを始めました。
狭いワンルームの自宅なので「サロンもどき」と表現した方がピッタリな気もします^^;
これまで30名ほどのテスターさんにご協力いただき、プランやサービスを一新して出発することとなりました。
興味のある方やお近くの方は、ぜひご連絡ください<(__)>
応募フォームは下記のブログ記事内にあります。
また、練習を始めた頃から今までに描いたヘナタトゥーの一部や、ヘナタトゥーの豆知識などをInstagram(@mamiko_mehndi)にアップしています。
応援のほど、よろしくお願いします!